皆さんこんばんは。みぃです。
昨日と今日、二日連続でトラブルに巻き込まれたので、皆さんに報告させていただきます。
ここ三日間、外に出るのが億劫になり引き籠っていたのだが、さすがにこのままだとダメになりそうな気がしたため散歩することにした。
日差しが照り、眩しさと蒸し暑さで自分が調理されている気分になった。
こんな状態でも世の人々は通常運転で活動している。
サラリーマンは満員電車にすし詰めで運ばれ、主婦たちはパンパンに膨らんだエコバッグを持って家とスーパーを往復する。
一体何のトレーニングをしているんだという感じだが、これが“普通”なのだろう。
人並みになりたくてもがいてきたけれど、こんな光景を目にすると、それはどこまでも遠く感じてしまう。
後ろからクラクションを鳴らされた
散歩ルートは決まっており、何も考えず音楽を聴きながら狭い道路を歩いていた。
住宅街の狭い道路を歩いていた時だ。
突然後ろから大きな高音の機械音が聞こえ、心臓が飛び出そうになった。
僕が心臓病を患っていたらどう責任取るんだよ。
後ろを振り返ると、安っぽい車がそこをどけよと言わんばかりの様相で僕を睨みつけていた。
心を落ち着けながら日課に勤しんでいたら、急に赤の他人がずかずかと僕の精神世界を土足で踏み荒らしに来やがった。
そんな無礼極まりない行為に僕は立ち上がった。
車が僕を通り過ぎようとした瞬間、運転手の30後半くらいのおっさんが見えたから
「うるせえよ!」
と一喝入れてやった。
すると少しスピードを緩め
「なんだよオイ!」
と怒鳴ってきたため
「はぁ?警察に通報するからな」
と言い、携帯を取り出すそぶりを見せると、そのまま走り去っていった。
残された僕は、嵐が過ぎた後の静けさの中で立ち尽くしていた。
久々の外界との関わりがこんな形でやってくるとは思っておらず、僕の心臓は一生分の心拍数を使い果たしてしまうんじゃないかという勢いで鳴り響いていた。
老害にベルを鳴らされた
翌日、再び散歩に繰り出した。
たまにはおかしな人と出会うこともあるよなと感情を整理し、気持ちを切り替え、いつも通りの道を歩いた。
散歩ルート後半に差し掛かり、狭い歩道を歩いていたら、向かい側から老人が乗った自転車がベルを鳴らしてきた。
歩道を自転車で走ること自体グレーゾーンなわけだが、本来走るべき方向を逆走していた。
そのうえベルを鳴らして歩行者をどかすというとんでもない違法行為をしてきた。
普通ならここで即警察に通報してもおかしくはないが、僕はできるだけ揉め事を起こしたくないし、自分が我慢すれば済むのだと考える。
さっと端に体を寄せ、英国紳士のような振る舞いで全世界の女性を虜にしてしまった。
自転車が通り過ぎるとき、老人がすれ違いざまに睨みつけて何かを言ってきた。
明らかに相手に非があり、こっちはそれを寛大な心持ちで許してあげたのに、なんて傲慢で醜いのだろう。
これが俗にいう、老害ってやつか。
こんな人間がこの世界にいることが信じられず、後ろを振り向き、思わず
「はぁ?」
と素直な感情が口をついた。
大きな声が出たため、よほど耳が遠くなければ聞こえていただろうがそのまま行ってしまった。
法律違反を許すな
この二つの事件に共通するのは、相手が道路交通法に違反しており、悪びれることもなく当たり前のように行っていることだ。
罪の意識がないということは、日常的に犯罪を行っているということ。
これまでも、そして明日からも、彼らによる理不尽な犯罪の被害に遭う人がいるのは間違いない。
僕一人の犠牲で済むのなら構わないが、抵抗できない女性や子供たちにまでその手が及ぶのは到底許されない。
今回は僕が素直に避けてあげたからいいものの、もし敵意をむき出しにして頑なに避けなかったら轢かれていた可能性もある。
これ以上善良な歩行者が犠牲にならないように、警察に方々には取り締まり強化を要請したい。
なぜ僕が反撃できたのか
内気な僕がなぜ勇猛果敢に犯罪者に抗議の声をあげられたのか。
それには二つ理由がある。
一つ目は、相手が法律違反をしているため、口喧嘩になろうが警察沙汰になろうが勝てるとわかっていたからだ。
歩行者に対してクラクションやベルを鳴らす行為は、道路交通法第54条第2項の規定に違反している。
第1項では危険防止のために例外的に許可されるが、今回はそれに当てはまらない。
こんなこと免許取得の際に学ぶ基本事項のはずだが、なぜ知らないのだろうか。
免許を取得していない僕の方が詳しいって恥ずかしくないの?
二つ目は、相手が自分より弱そうだったからだ。
すごくかっこ悪い理由だと自分でも思うが、無謀な挑戦は決してしない。
30後半のヒョロガリのおっさんと、今にでも朽ち果てそうなイキり老人。
今考えれば、見た目ではわからなくても実は格闘技をやっていたなんて可能性もあったが、その時は瞬時に動物の本能で「これはイケるな」と察した。
相手がガタイが良く、いかつい人だったら正直全く抵抗しなかっただろう。
というか怖さで反応できず、屈服していたのは明白だ。
法治国家といえども、最終的には暴力が問題を解決することは多い。
警察が来る前に暴行を受け、証拠不十分で泣き寝入りするなんてこと、至る所で腐るほど起きている。
自己防衛という観点から見て、多少不格好かもしれないが、声を上げる場面かどうか選別することは大事なのだと言い訳させていただきたい。
煽られても煽り返さない、それが大人の対応
このような出来事は今後何度も起こり続けると思うが、そのたびに揉め事になってしまってはきりがない。
どうしても衝突が避けられない状況になってしまったら、一歩も引かない姿勢は大事になってくるが、些細なことで一々突っかかってもしょうがない。
例え100%相手が悪いとしても、こっちが大人しく従っていれば何事もなく済んだはずだ。
僕自身ほんとは、つまらないプライドや見栄が傷つけられたと思い、感情的になってしまったのかもしれない。
それを正当化するために善悪の二項対立でとらえ、自分の醜く臭いものに蓋をした。
ブログやツイキャスのネタになるからという思惑も頭のどこかであったと思うが、すぐに感情をあらわにしてしまうのは抑えていかなけらばならない。
バイトをするにあたり、我慢する場面はたくさんあるだろうし、もしできなければクビになると思う。
大人の対応ができるように、感情のコントロールをしっかりと身につけていきたい。
あとがき
二日続けて気が狂った人間に出くわすとは…。
二度あることは三度あると言いますし、また明日も同じような目に遭ったりして(笑)
見た目的に舐められやすいんですかね。
相手もまさか言い返してくるなんて思わなかったと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。