日記

対人恐怖症で不登校の僕がナンパで童貞卒業してニート脱却した話

お久しぶりです。みぃです。

今回は、対人恐怖症で大学不登校、バイト30回以上バックレ、引きこもりニートで人とまともに会話できなかった僕が、ナンパを始めて人生をエンジョイできるようになった経緯についてお話しします。

 

 

僕は10月末からナンパを始めました。

ナンパを始めたきっかけは主に二つ。

 

  • 童貞卒業したい
  • 彼女が欲しい

 

22年間ろくに女性と会話すらしたことがなく、それでいて映画や小説、アニメなどで恋愛に憧れを募らせていました。

元々ナンパ自体は知っていたものの、自分ができるなんて考えもしていませんでした。

「あんなふうに女の人に声をかけれたら人生楽しいんだろうな……」

「イケメンに生まれ変わったらしてみたいな……」

と思っていました。

 

引きこもりニートでも恋がしたい!

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僕は大学入学後、不登校になり実質的に引きこもりニートでした。

 

mukiryoku7.hatenablog.com

 

今までアルバイトを30回以上バックレて、社会不適合者としての地位を確立していました。

面接会場に怖くて入れず、帰り道に通りすがりの人に肩をぶつけたり、「クソっ!」と叫んでいました。

親ともうまくいかず、自分の部屋で一日中社会への憎悪を煮えたぎらせていました。

――僕は紛れもなく「無敵の人」だったのです。

 

高校時代に発症した社会不安障害によって「逃げ癖」がつき、あらゆる物事から逃げ続けてきました。

それでも僕は、

「人並みの人生を歩みたい!」

と強く願っていました。

家に引きこもって現実逃避している間も、心の片隅にはいつも

「恋愛して、就職して、結婚して……」

という理想像がありました。

大学に行けず、バイトすら続かない自分に就職なんてできるはずもありません。

ですが、仮に社会人になれたとしても、「恋愛のできない人生なんていらない!」と考えていました。

 

生まれつき社会不適合者、問題児で、いつも人が普通にできることができませんでした。

集団行動ができず浮いたり、いろんな人に迷惑をかけて親に尻ぬぐいさせました。

親にかけた苦労は計り知れません。

そして大学入学後、不登校になっていよいよレールから外れます。

不甲斐ない自分や人生に絶望し、自殺未遂するくらいに苦しんでいました。

街中でカップルを見かけたときに恥ずかしさと惨めさに襲われ、それは憎しみに変わりました。

「僕が手にできない幸せをあいつらは謳歌している……。そんなの許せない!」

そんな恐ろしい感情に苛まれていました。

それほどまでに僕は女に飢えていたのです。

 

「じゃあマッチングアプリでもすればいいじゃん」

そう思う方も多いでしょう。

ですが僕は自分の容姿にとても強く劣等感を抱いていました。

内面も容姿もコンプレックスまみれでした。

そんな人間が自分の顔を晒して評価されに行けるでしょうか?

――否、できませんでした。

結果、「彼女欲しい! 恋愛してみたい!」と思ってはいるものの、何も行動を起こさず悶々とする日々が続きます。

 

彼女を作る方法

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そして昨年10月ごろ、ふとネットで【彼女を作る方法】と調べました。

するとそこには

 

  • クラスの女子と仲良くする
  • サークルに入る
  • バイトの女の子を誘う
  • 趣味のイベントに行ってみる
  • マッチングアプリ
  • ストリートナンパ

 

こんな感じで女の子と出会う方法が書かれていました。

大学不登校、バイトバックレ魔、醜形恐怖症の僕は上の5つはできないと判断し落ち込んでいました。

ですが一番下のナンパについては、

「もしかしたらいけるんじゃないか……?」

と思いました。

今考えると一番ダイレクトに拒否される、容姿も精神力も必要とするナンパをなぜいけると思ったのか謎ですね。

しかしその時の僕はとてもワクワクしていて、猛烈に行動したくなったのです。

 

人生初ナンパ

それからネットでナンパについて調べ、路上に出てみました。

最初の2時間くらいは話しかけることができず、街を徘徊するだけでした。

でも

「このまま終われるか!」

と火が付き、決心してスタイルの良い女性に話しかけてみました。

――無視。

完全に無視されました。

何もなかったようにその人は僕を通り過ぎました。

恥ずかしくなった僕は一旦人の少ないところに避難し、心を落ち着けます。

「今のは運が悪かっただけだ。次はイケる!」

そう自分を奮い立たせ、また別の女性に声をかけます。

――今度は反応はしてくれたものの断られました。

ですが、自分を人として扱ってくれたことに喜びを感じ、そこからはテンションが爆上がりしてひたすらいろんな人にアタックしてゆきます。

今考えればかなり危うい粘り方をしていた時もありましたが、その日は5人とラインを交換できました。

「こんなに女の子と喋ったのは初めてだ!」

達成感でとんでもなく気分が高揚しました。

 

女慣れ

そこから何人もの女の子とデートするものの、彼女が出来たりセックスすることはありませんでした。

2か月以上結果が出ず、かなり病んでいた時期もありました。

ですが、試行錯誤を繰り返すうちに今年に入ってから波に乗れたようで、次々と女の子とセックスできるようになります。

女子高生に告白されて付き合ったり、可愛い処女とセックスしたり、彼氏持ち女に生中出ししたり――。

今は彼女とは別れましたが、セフレ数人と仲良くしています。

数打ちゃ当たるではないですけど、何人もとデートすることで、女の子を神聖視しなくなり緊張感が薄れてゆきました。

やっぱり数をこなすのは大事ですね。

ちなみに童貞卒業した相手はかなり個性的な顔の子でした(笑)

もう二度とあのレベルとはしません……。

 

人生、何が起きるかわからない

そんなこんなで、対人恐怖症で大学不登校、バイト30回以上バックレ、引きこもりニートの僕でしたが、必死に行動してそれを継続した結果、人並みには充実した生活を送れています。

恋愛はもちろん、仕事を始めたり大学に復学したりと、その他の分野にもいい影響を及ぼしました。

自信やコミュニケーション能力、PDCAを回す力など、様々な能力が身に付き、人生全体が底上げされたように思います。

数ヶ月前まではこんなふうになれるなんて思ってもみませんでした。

大学中退してニートか、自殺か、フリーターか……。

そんな未来しか思い描くことはできませんでした。

 

修行

別にナンパしろ!って言ってるわけじゃありません。

ナンパしても幸福を感じることのできない人も多いです。

ただ、ほんとにどうしようもない逃げ癖を持ち、意気地なしの僕でも努力して何とかなりました。

 

ナンパ開始から今に至るまで、自分の情けない部分と向き合ってきました。

デート前にバックレたくなる自分、女の子とうまく話せない自分、告白してフラれる自分――。

つらく苦しい日々が続きました。

それは“修行”と言って差し支えないと思います。

様々な壁にぶち当たりつつも徐々に結果が出始め、人生が充実し始めました。

最初の一歩はとんでもなく重く、しかもそれを継続することがいかに難しいか痛感しました。

ずっと嫌なことから逃げて続けてきた人生だったから、行動していても常に

『逃げちゃいなよ……』

という誘惑が僕を襲います。

 

それでも

「ここで逃げたらまた元の生活に元通りだ! もう二度とあんな思いしたくない!」

 

大学に行ったふりして図書館で時間潰したり、家で悶々と「死にたい……」とつぶやいたり、イライラを家族や周囲の人に八つ当たりしたり、駅ビルから飛び降りようとして自殺未遂した日々が蘇ります。

あれに比べたらマシだと思い、女――否、自分の醜さに立ち向かいました。

 

誰よりも人に迷惑をかけ、死にたいと願った僕だからこそ、今の自分がいる。

今幸せだから、そうなれるように努力したから、当時の暗黒の思い出は笑い話にできます。

例え思い出したくない過去があり、今が苦しくて、未来が不安でも、今この瞬間に動き続けるしかないんです。

 

「今を精一杯生きてやる!」

 

そう思えた日から、きっと人生は好転し始める。

 

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この記事を読んで、少しでも「人生を頑張ろう」と思っていただけたら幸いです。

 

皆さんの幸せを願って。

 

――みぃ。

引きこもりニート歴8年のぼっち大学生が掛け持ちでバイトした結果…

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こんばんは。みぃです。

 

僕は大学入学後、不登校の引きこもりニートとなり、対人恐怖症でバイトの面接を30回以上バックレてきた。

人並みのことすらできない自分が憎くてしょうがなかった。

精神をこじらせすぎて、飛び降り自殺未遂やオーバードーズを行うまでに……。

 

そんな僕が、高校入学から通算して約8年の時を経て、意を決してアルバイトを始めた。

早朝の清掃バイトを始めて2か月、飲食店のキッチンを掛け持ちで始めて1か月が経過。

バイト継続して気づいたことを書き記す。

 

 

人は怖くない!

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無職を卒業し、アルバイトする中で肌で感じたこととして、人は怖くないってこと。

今働いているバイトの面接の際、僕は勘違いしていて違う店舗に行っちゃった。

普通に考えたら即不合格になりそうなものだけど、なぜか全く怒られずその場で面接してくれた。

しかも面接後わずか5分で採用の電話が来た。

 

思い返せば、今まで行ってきたバイト面接で、遅刻して怒られたことが一度もない。

バックレたバイト先に制服を返却するときでさえ、淡々と事務的なやりとりがあっただけだ。

引きこもりニートだった時の僕は、

「日本社会は厳しすぎる! 不寛容だ! 世界一クソな国だ!」

と批判的な考えを持っていた。

でも社会に出てみると、「案外世の中は寛容なのかもな~」って思い始めてる。

もちろん仕事で失敗したときは注意や指導されるけど、感情的になって怒鳴られたことは一度もない。

 

同世代への恐怖がなくなった

職場には当然大学生もたくさんいる。

僕は、同世代への恐怖でバイトはもちろん大学にも行けなかった。

年齢が近いと、少し喋るだけで相手が陽キャ陰キャかすぐにわかるものだから、

陰キャだってバレたくない!」

とか、

「馬鹿にされてるんじゃないかな……」

と思い、同い年くらいの人たちと関わるのを逃げてきた。

勝手に悪く思われると思って、勝手に被害妄想して、勝手に苛ついていた。

だが、実際に喋ってみると全然見下したような態度を取られることはなく、むしろすごく優しく接してくれた。

僕は年上の方に好かれる気質があり、それに比べると大学生の人たちとの仲はそこまで深めにくいなとは思う。

だけど、別に嫌われるとか攻撃されるなんてことは全く起きなかった。

怯えていたのがあほらしく感じるくらい善人が多い。

無論、バイト先の人たちに恵まれているのはあると思うけれど。

とどのつまり、人間賛歌はあながち間違っちゃいないってこと。

来年度から本格的に対面授業が始まるけど、「自分を貶すような人はいない」というある種の信頼を持って臨めると思う。

 

コミュニケーション能力向上

店長と話してるときに何度か

「人と話すのに全然抵抗ないタイプでしょ? ホールの方が向いてると思う」

と言われた。

僕は対人恐怖症(社会不安障害)でコミュニケーションに苦手意識があったから、それを克服しようと頑張ってきた。

それが報われているように感じて嬉しかった。

すべての物事に言えると思うけど、やっぱり数をこなして慣れるってのが最強だね。

仕事覚えて料理スキルが身に付いてきて、コミュニケーションもある程度できるようになって、着実にレベルアップしてるなって実感してる。

 

世の中を無駄に神格化するな!

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これまた店長が言ってたが、面接や契約、さらには勤務初日を終えて飛ぶ人が多くて困っているらしい。

今までの僕と同じように、平気でバックレる人がいることに驚きと少しの安堵を感じた。

 

イケてる大学生も一緒に働いているが、想像してたよりも僕ら陰キャに近い気がした。

というのも、テキパキ動くというより、思いのほか覇気がないような感じで親近感が湧いたのだ。

 

また、仕事ができなさすぎて皆から呆れられ、居た堪れない空気になっている人がいた。

彼の風貌はオタクそのもので、飲食店には珍しいタイプ。

 

何が言いたいかっていうと、働いてる人たちってニートの僕らが考えているよりも全然ちゃんとしてないのだ。

みんながみんなエネルギッシュなわけでもなければ、礼儀正しくもない。

気張らない自然体で、仕事できなくて、恥を晒しながらも頑張って働いている。

良い意味で世の中の人って完璧じゃないし、適当に生きてる。

力む必要なんてない。

ゆる~く社会の波を漂っていよう。

 

ニートの“うつ”は働けば治る

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暇が鬱を作り出す。

というのも僕自身、家に引きこもっているときは毎日

「死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい」

と首を垂れていた。

薄暗い自室で涙をこぼしながら人生に絶望してた。

暇が生み出す毒がカラダや精神を蝕み、人格崩壊を引き起こした。

でも、働き始めてからはそれがなくなった。

毎日充実感や成長してる実感があり、ポジティブに物事を考えられるようになった。

 

引きこもりニートで鬱になってる人は、とりあえず働こう。

忙しくして鬱の付け入る隙をなくしてしまえばきっと人生を楽しめる!

 

“逃げ癖”はしぶとい

僕はバイト面接を30回以上バックレて、大学や精神科も幾度となくすっぽかしてきた。

おそらく日本で一番の逃げ癖を持っている。

バイトを2か月も続けて逃げ癖を完全に克服したかに見えるが、実はまだその名残がある。

そしてそれは僕が弱みを見せた途端に膨張して僕に覆いかぶさる。

 

少し不安を感じると

「恥かきたくない!」

「怒られたくない!」

「馬鹿にされたくない!」

といった「自分を良く見せたい」という一円にもならない虚栄心がしゃしゃり出てくる。

 

もしバイトをバックレて再び引きこもりニートに戻れば、自己嫌悪で憂鬱な毎日を強いられることになるだろう。

また不甲斐ない自分への怒りで通りすがりの人に危害を加えたり、自殺未遂したり、親に八つ当たりしてしまうかも……。

 

――いや、絶対にしない。

二度と逃げたり、人を傷つけたりなんかするもんか。

だって、後悔したくないから。

もう自分を嫌いになりたくない。

未来を切り開くのはいつだって諦めないココロ。

これからも僕は、勇気をもって歩き続けよう。

 

考える前に行動して失敗しよう

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僕らは失敗したくなくて最初に考えようとしてしまいがち。

でもね、考えたら負けなんだよ。

今まで何の成功もしてこなかった人間がどうやって正解を見つけるのって話。

何なら見当違いな結論に至ったり、不安がどんどん膨らんで必死に行動しない言い訳を考え始めるだろう。

結果、現状維持や堕落に陥ることとなる。

じゃあどうするか?

まず行動することだ。

ちゃんとした思考は、行動して得られたデータを基に行われるもの。

だからまず行動して、その後に考えればいい。

 

バイトで料理するときに、ベテランの方に倣って大胆にフライパンを振ってみた。

中身の野菜が多少飛び散ったものの、うまく炒められるようになって褒められた。

コミュニケーションも同じ。

沈黙と言う選択肢もあったけど、一緒に働いてる人に勇気を出して話しかけてみたら仲良くなれた。

やってみると意外とできたりするもんなんだなって。

 

反対に、当然初めてのことだらけだからミスすることもあって注意されることもある。

前の僕だったら怒られたらすぐに不貞腐れていたけど、今ではむしろ感謝するようになった。

適当にされるよりも、厳しくてもちゃんと教えてもらった方が仕事覚えられるから。

積極的に動いて、大失敗して怒られて恥かいて、そうして成長していく。

 

失敗して黒歴史を作っても、行動するたびに塗り替えていけばいいの。

それはいつしか虹色に変わってゆくから。

「案ずるより産むが易し」なんて言葉もある通り、不安に思っている事柄なんて大概杞憂に終わるもの。

ああだこうだ余計なことを考えないで、まず動こう。

そこから全てが始まるのだから――